生物学メインのSF短編集
「主観者」と「方舟は荒野を渡る」が好み
自分の意識や体は体内の細胞の生活の結果であり、逆に、自分の生活も大きな知性の一部の可能性があるという様々な驚きを感じられた本
本書では地球人は他の生態系に影響を与える側だったが、逆の立場となった未来を想像すると恐ろしい
生物学メインのSF短編集
「主観者」と「方舟は荒野を渡る」が好み
自分の意識や体は体内の細胞の生活の結果であり、逆に、自分の生活も大きな知性の一部の可能性があるという様々な驚きを感じられた本
本書では地球人は他の生態系に影響を与える側だったが、逆の立場となった未来を想像すると恐ろしい
『三体』の作者の短編集
表題作は、「地球エンジン」を作って地球ごと宇宙航行をするという、とてつもなくスケールの大きい話で、読んでいて爽快感を感じる
「山」の「泡世界」という世界設定はとても面白かった
自分はとても広い宇宙の一部で、何にも知らずに生きていることを再認識できるSF作品
である
全4巻の超大作
作中の「過去に積み上げた小さな石が、知らぬ間に集まって大きな結果をもたらしてくれた」という言葉が、この話の全てだと思う
『魔性の子』での辛い経験すら力に変えて、あの幼い泰麒がここまで成長するなんて驚いた
貧しい生活の中でも、川に供え物を流していた家族の話には心を打たれた