短文置き場

読んだ本の感想等を200文字程度で書いていきたいです。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「名探偵コナン ゼロの執行人」

許せませーん! 最後のカーチェイスのシーンは迫力があってよかった ただ、蘭が死にそうで、助けるための計算をしているときに唐突に安室さんに彼女の有無を聞くのは、自分の思うコナン像からかけ離れていて違和感がある 88231さんが、人の本の上にコー…

『理科系の作文技術』木下是雄

アウトライナーの新たな利点に気づいた本 技法の一つとして、各段落の頭に内容の要約となる「トピック・センテンス」を置くことの重要性が書かれていた 自分が書きやすいから、という理由でアウトライナーを使っていたが、無意識的に読者が読みやすい文章に…

『ファスト教養』レジー

最近本屋で見かける「教養本」批判の本だと思い読んだが、「自己責任論」等の現代特有の考えを、発生原因から対処法まで幅広く書いてあり、いい意味で裏切られた本だった 人と話題を合わせるために、人から評価されるために学ぶのではなく、自分が好きな分野…

「ブラック・フォン」

ホラー映画の皮を被った王道バトル映画 死んだ仲間の声を聞き、敵の罠を避け、暗号を解き、どんどん強くなっていく主人公 途中で武器を持ってステップを踏むシーンが、私には修行編にしか見えない とどめの決め台詞がストレートで、めっちゃ格好良かった! …

『おいしいごはんが食べられますように』高瀬隼子

Audibleで聞きました 登場人物が驚くくらい嫌な人ばかりだった 皆が好きなものを嫌いとは言えない社会の息苦しさを書いた作品 遅くまで働きながら丁寧な生活をするって難しいよね 確かに「食事」という行為は、社会の中でどこか神聖化されているのかもしれな…

『バッタを倒しにアフリカへ』前野ウルド浩太郎

Audibleで聞きました 自分の好きなことに取り組むことの素晴らしさ、学者として生きることの難しさ、モーリタニアという国の良さ等、いろんなものを感じられる本だった 著者は大学教授だが、文体も固くなく、最初から最後までおもしろく読めた 現地の人たち…

「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」

有名TRPGのD&Dが元ネタの映画 正統派のファンタジーファミリー映画だった 中だるみもなく、終始楽しく見ることができた。 「ここ・そこの杖」がまんま「Portal」だったのは面白い 死者に5回だけ質問ができるのは、ルルブを意識したネタなのかな ソフィア・…

『クビツリハイスクール』西尾維新

戯言シリーズの3冊目 結構序盤から「最強の請負人」が動いていたため、物語を動かしにくいんじゃないかと思っていたが、逆手に取られてしまった 魅力的な登場人物達をこんなにあっさりと退場させられるのは、なかなかできないと思う トリックは、やっぱり森…

『九段下駅 或いはナインス・ステップ・ステーション』マルカ・オールダー他

4人の著者による連作小説を、4人の訳者で翻訳している面白い本 収録されている短編はどれも完結に面白くまとまっている 世界観の説明がもう少しあるともっと読みやすくなると思うが、連作では難しいか うちはサスケの話題や、お台場のユニコーンガンダムの…

ChromebookでのDynalistのショートカットについて

普段DynalistをChromebookで利用しているのですが、キーボードの配列が特殊なため、ショートカットキーがマニュアルと違って困ることが多いです。 同じ悩みを持つ人がいるかもしれないので、備忘録を兼ねて記事にしておきます。 なお、使用している端末はLen…